「情報学による地球環境支援」 CO2などの温室効果ガスの削減が必要とされています。本研究では情報学を利用した地球環境支援、特に温室効果ガスの排出削減に関する研究をしています。その一つはプログラム解析技術を使った物流トラックの排出量削減です。トラックの集配経路はプログラム実行の流れに似ていることから、集配経路を記述する専用プログラミング言語を設計して、コンパイラなどに使われているコード最適化技法などを使いながら集配を効率化する方法です。個々のトラックによる排出削減だけでなく、共同物流の実現にも有効となることから物流業界の関心は高く、すでに実証実験の準備に入っています。このほか、情報学を利用した次世代排出量取引についても提案しています。ICタグを、排出権(排出枠)を表す有価証券のように利用できるようにして、排出枠付きの商品の実現や、排出量取引の簡単化、主体的なカーボンオフセットを実現する画期的な方法として注目を集めています。 |